世界の認定機関を比較!

有機(オーガニック)認定機関とは?

野菜、畜産物、食品加工品などが、農薬や化学肥料、化学合成添加物、抗生物質、遺伝子組換え技術などを使わないで作られているかどうか、検査して証明してくれるのが、オーガニック認定機関です。
オーガニック認定機関は、有機(オーガニック)の認定を得たい農場や加工品工場からの申請があると、オーガニック検査員を派遣して、有機の基準を満たしているか審査をし、有機の認定を行います。そして、認定されたものだけがオーガニックとして、有機の表示を許可されます。

日本では、「有機JAS認定機関」が、有機(オーガニック)の認定を行います。この有機JAS認定機関は、日本農林水産省の認定機関に許可された、第三者の認定機関(業者)です。

<有機JASマークについて>
2001年4月のJAS法改正に伴い、日本国内で流通する農産物及び有機農産物加工食品のうち、「有機」の表示をすることができるのは、有機JAS認定を受けたもののみとなりました。

輸入品に「有機JAS規格」がついているのは、ナゼ?

海外から輸入されている製品に、日本の有機JASマークがついていることがあります。これは一体どういうことなのでしょうか?

実は、海外からの輸入品であっても、日本のJAS規格と同じ水準の制度があると認められる国で、有機(オーガニック)の認定がされたものは、日本の有機JAS規格が適用されます。

日本のJAS制度と同じ水準の制度がある国とは、アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イタリア、イギリス、オーストラリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルクです。
上記以外の国のオーガニック商品を「有機JAS認定品」として販売するには、日本から有機JAS認定機関の検査員を派遣し、「有機JAS」法にのっとって審査し、認定を取得しなければなりません。

(参考本:「リアル・オーガニック・ライフ」須永晃子著)

海外の代表的な有機認定

有機認定機関は、日本の「有機JAS認定機関」だけではありません。
海外の国にも有機認定機関はあります。日本の「有機JAS認定」よりも、もっと厳格なレベルの基準をもった機関もあるようです。
世界の有機認定機関の厳しい審査基準を通ったブランドには、次のようなオーガニック認定マークがつけられています。オーガニックコスメやオーガニック食品、オーガニックコットンなどの製品には、こうしたマークがつけられているものを多くみかけます。
主な世界の有機認定機関とマークを紹介します。


世界

◆ISO 14001(環境ISO)

ISO14001は国際標準化機構が発行した環境マネジメントシステムに関する国際規格(IS)です。
ISO14001を取得するには、組織(企業、各種団体など)の活動・製品及びサービスによって生じる環境への影響を持続的に改善するためのシステムを構築し、そのシステムを継続的に改善していくPDCA(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善))サイクルを構築することが要求されている。この中で、有害な環境影響(環境への負荷)の低減及び有益な環境影響の増大、組織の経営改善、環境経営が期待されます。
これを元に、外部機関である審査登録機関が第三者として審査登録制度に基づき組織を審査し適合している場合は、登録し公に証明され、登録証書が発行されます。

◆WFTO(World Fair Trade Organization)/フェアトレード団体

WFTOは、開発途上国の立場の弱い人びとの自立と生活環境の改善を目指す世界中のフェアトレード組織が1989年に結成した国際的なネットワークです。欧米や日本の輸入団体と、アジア、アフリカ、中南米の生産者団体、合わせて約70ヶ国350団体が加盟し、情報を共有しながら公正な貿易の普及を目指しています。
WFTO(World Fair Trade Organization)/世界フェアトレード機関に加盟し生産者の労働条件、賃金、児童労働、環境などに関して基準を満たしていることを認められた団体がフェアトレード団体を認定するマーク(WFTOマーク)を取得することができます。
取得後も、自己評価と相互評価、外部検証を通じて確認が行われます。

EU

◆C.C.P.A.E.(Consell Catala de la Produccio Agraria Ecologica)/カタルーニャ州政府オーガニック認定機関

1994年に設立されたC.C.P.A.E(カタルーニャ政府有機農業統制委員会)はヨーロッパEUのオーガニック認定機関です。

◆NaTrue(ネイトゥルー)

ヨーロッパのオーガニック認定基準を統一すべく、2008年に、LOGONA、WELEDA、lavera、Dr.ハウシュカ、プリマペラなどの化粧品メーカーが中心となり立ち上げた認定機関。
化粧品のアイテムや品目などにごとに、天然由来成分の許容配合率、
天然成分や水分の配合率、天然ミネラル等の配合率などの割合が細部に渡るまで規定されています。

原料のオーガニック成分含有率が多いほど、マークの中の★が増えます。

3星★★★NaTrueマーク
化粧品に含まれている植物もしくは動物起源の天然素材の95%以上がオーガニック認定生産から由来している。
もしくはEU規定の基準により認定された野生種素材に由来している。

2星★★NaTrueマーク
化粧品に含まれている植物もしくは動物起源の天然成分のうち、70%以上95%未満がオーガニック認定成分から由来、もしくはEU規定の基準により認定された野生種素材に由来している。

1星★NaTrueマーク
化粧品に含まれる植物もしくは動物起源の天然成分のうち、70%未満がオーガニック認定成分から由来、もしくはEU規定の基準により認定された野生種素材に由来している。

上記の他に、化粧品のアイテムに応じて、水分、天然素材の必要最低含有率、ネイチャーアイデンティカルな物質(天然ミネラル等)の含有率、天然に近い物質(天然素材由来の物質)の許容最大含有率など、配合される成分の割合が細かく設定されている。

ドイツ

◆BDIH/ドイツ化粧品医薬品商工連盟

2000年に医薬品・化粧品商工業企業連盟として、世界で初めて自然化粧品の認定を行ったドイツの団体。自然原料、環境保護、動物実験などに関して厳しい基準を設け、認定を受けた製品だけにマークの表示が許可されています。BDIHの認定を受けている医療品、化粧品は安全性の高いものとして世界でも高く評価されています。
コスメの製造については、動物実験は行わないこと、乳化剤や界面活性剤は"植物脂肪・ワックス・ラノリン・プロテイン"など植物由来の原料に物理的加工を加えた方法で採取すること、天然の防腐効果のある原料を用いて製品の腐敗を防ぐこと、"合成色素や合成香料・シリコン・パラフィン・その他石油製品・エトキシ化物質"は使用しないこと、放射線などによる防腐加工はおこなわないことなど、厳しい基準が設けられています。

※オーガニックコスメの認定ガイドライン一部
・可能な限り有機栽培または野生の植物から抽出した原料を使用する
・野生群生の植物を採取する場合は、生態系の影響を与えない
・動物実験は行わず、動物からとった原料も使用しない(例外は、キトサン、カルミン、シルク)
・合成着色料、合成香料、シリコン、パラフィン、石油製品、エトキシ化物質は不使用
・天然成分で防腐する
・放射線などによる防腐加工は行わない
・遺伝子組替成分の未使用
・リサイクル可能で環境に優しい容器を使用する
・第三世界とのフェアトレードを行うこと

◆デメター(demeter)

ドイツで一番古い民間の機関で、オーガニック製品を推奨・認定する団体です。デメターのオーガニック基準は、有機無農薬栽培だけではなく、「バイオダイナミック有機栽培農法」をきちんと行っていることが認定条件となります。また、生産現場だけでなく加工や包装、流通にいたるまで細かい審査があります。世界で最も基準が厳しいオーガニック認定の1つとも言われ、ドイツの消費者の間では最も信頼のおけるオーガニック食品のマークとして知られています。
バイオダイナミック農法とは、哲学者ルドルフ・シュタイナーが提唱する農業で、農薬・化学肥料や殺虫剤を使用しない、天体のリズム(運行)に合わせてすべての農作業(種を撒く、収穫するなど)を行う農法です。栽培では合成・化学肥料の不使用はもちろん、土壌や家畜が食べるものにも特別な規定があります。また加工、包装や保存などを含め、厳しく管理・監督されています。

デメター認定のオーガニックコスメは、
・バイオダイナミック有機栽培農法で栽培された認定原料を、最低でも水を含む全量のうち90%以上に使用する
・植物原料の50%以上はオーガニックである
・95%以上は天然原料である
・香料は全て天然である
・アルコール、キサンタンガム、レシチンなどの乳化剤をはじめ、一切の石油由来原料を使用しない
...など、世界的に最も厳しい基準が定められています。

◆ECO CONTROL(エココントロール)

「エココントロール」(ECO CONTROL)は、オーガニック先進国といわれるドイツのオーガニック認定機関で、第三者による品質審査団体です。
ドイツを代表するエコメーカーが中心となり結成し、オーガニックコスメのガイドラインを制定。第三者機関に審査を依頼し、オーガニックの認定を行っています。

◆NEUFORM(ノイフォルム)

1930年設立、ドイツの法定基準よりさらに厳しい独自の基準を定め、基準をクリアした企業のみが会員になれる反自然破壊団体です。
ドイツ国内に約4000店、ヨーロッパ全土では約1万2000店を数える「レフォルムハウス」で売られる自然薬品・機能性食品・自然食品・自然派化粧品といった「レフォルム製品」は、ドイツの法定基準よりさらに厳しい独自の基準を定め、これをクリアした製品にのみ付与される「ノイフォルム・マーク」がついています。

※認定基準の一部
・動物実験をしない。
・殺傷した動物から得た成分は使用しない。
・最優先は保存料を使用しない特殊な製造方法。(一部の自然原料由来成分は許される。)
・製造工程を最適に衛生管理が行われている。
・安全性が極めて高くエコロジカルで効果的な製品であること。

◆BioLand(ビオランド)
農業者によって1971年に創設されたドイツ最大の有機農業協会。土壌の活性化による自然な農法と農家の安定経営を目指した団体。ドイツ市民には認知度はもっとも高いといわれます。2006年現在では4500以上の生産者がこの協会の公認を受けて有機農業に取り組んでいます。農産物加工、養蜂、コスメティックなどの職種が携わっています。

フランス

◆ECOCERT(エコサート)

1991年にフランス農務省が、有機栽培食品を認可する目的で設立したオーガニック認定機関です。フランスのトゥールーズに本拠地を置き、ヨーロッパを中心に世界85ヶ国以上で活動する、世界最大の国際有機認定機関です。
世界20カ国以上の国で、約7000の有機栽培業者と800の加工業者が関わり、認定を行っている国は50カ国以上、認定件数は35000件に及びます。国際有機認定機関としては最大といわれ、オーガニック認証団体の世界基準とも言われています。

ECOCERT(エコサート)の化粧品に関する認定にはCOSMECO(コスメエコ)とそれ以上に更に厳しい基準を持ったCOSMEBIO(コスメビオ)があります。

※認定基準の一部・ 成分の95%が自然由来であること
・ 最低でも10%の成分がオーガニックであること
・ 化学香料の使用不可
・ 環境汚染の可能性のある成分を使わないこと
・ 動物から採取した原料の使用や、動物実験を行わないこと
・ パッケージにはリサイクル可能なものを使用すること
・ トレサビリティ、品質、保管、廃棄物管理および処理について基準を満たしていること
・ 認定を継続するためには、一年に一度の査察を実施

◆COSMECO(コスメエコ)
ECOCERT(エコサート)が管理するコスメに関する有機認定の1つをCOSMECO(コスメエコ)といいます。

<エコロジーラベルの基準>
・ 原料の95%以上が自然原料であること。(水を含む)
・ 完成品の5%以上がオーガニックであること。
・ 植物原料の50%以上がオーガニックであること。

◆COSMEBIO(コスメビオマーク)

ECOCERT(エコサート)が管理するコスメに関する有機認定の1つをCOSMEBIO(コスメビオ)といいます。COSMECO(コスメエコ)以上に厳しい認定基準をクリアした信頼できる品質であることを保証します。このガイドラインに沿う製品であれば、明確にエコロジカルでオーガニックな製品であると認定され、現在ではヨーロッパ全土で140社以上、製品数4000アイテム以上に広がり、多くの消費者と企業に賛同されています。

<エコロジカル&オーガニックラベルの基準>
コスメエコよりも厳しい基準が設けられています。
・ 原料の95%以上が自然原料であること。(水を含む)
・ 完成品の10%以上がオーガニックであること。
・ 植物原料の95%以上がオーガニックであること。
・ エココスメの製品すべてに、植物原料の割合及び製品に対するオーガニックの割合が記載されています。

◆ECOBIO(Ecosystemes Biodiversite Evolution)

ECOBIOは、フランス通商産業省のオーガニック認定制度です。
フランス通商産業省の基準をクリアした製品に、認可の証としてECOBIOのロゴが与えられます。
日本で言うと、農林水産省の有機JASマークと似た制度です。

※認定基準の一部
・ 原材料の95%は天然由来
・ 生物性由来原材料の50%がオーガニック農法
・ 製品の5%以上がオーガニック原料

ECOCERT(エコサート)のCOSMEBIOと混同される事がありますが、機関も基準も別物です。

◆IFOAM(International Federation of Organic Agriculture Movements~アイフォーム~)/国際有機農業運動連盟

IFOAM(アイフォーム)は1972年に設立した、世界100カ国以上の約900の団体が加盟する世界最大の民間オーガニック振興組織です。世界中で有機認定制度の普及活動、有機農業の発展のための情報提供などを行っています。IFOAMが作った有機認定のためのオーガニック基礎基準と、有機認証団体を認定するための基準は、国際的なガイドラインとして尊重されています

◆NATURE & PROGRES(ナチュール エプログレ)

NATURE & PROGRES(ナチュールエプログレ)はフランスで最も歴史と権威のある、会員数1,400名を越える最大のオーガニック組織です。
認定を得るには、原料についての検査だけではなく、 育てる土壌は5年間、農薬や化学肥料を一切使わないで栽培された農地で、 農薬や化学肥料を一切使わないで生産された植物に限ります。また、 パラベン、保存料、着色料などの合成料の混入は一切認めておりません。

※認定基準の一部
・ 原料はNATURE & PROGRES指定した100%自然素材を使用すること
・ 原料は100%オーガニック原料を使用すること
・ 育成過程、育成土壌は農薬、化学肥料は不使用(過去5年間含む)
・ パラベン、保存料、合成料などの合成物質は一切の混入を認めない
・ 公害対策(排気ガスが放たれる高速道路、国道、地方道路などから500m以上離れていること)
・ 原料の取得において環境を破壊する行為がないこと。
・ 作業道具、栽培、加工、包装方法基準
・ 土壌分析による審査

実に100以上の厳格な基準をクリアしなければ、オーガニック認定は付与されません。

イギリス

◆Soil Association(ソイル・アソシエーション)

1946年に設立された、イギリスの有機農産物の検査・認定の第三者機関。本部をイギリスのブリストルに置き、Soil Associationを訳すと「英国土壌協会」。
その基準は、EU規格よりもさらに細かく設定されています。
過去5年以内に遺伝子組換えが生産されていない、人工ナノ物質の使用禁止、化学薬品・化学肥料・農薬の不使用、肥料は有機物による堆肥・植物の抽出物・ミネラルが用いられていること、工業地帯から離れた場所で栽培されていること・・・などの基準が設けてあります。

※認定基準の一部
・ 肥料は遺伝子組替え作物を含まない
・ 似た病害を受けやすい作物を栽培する場合、一定期間を置く
・ 水栽培、鉢植え等の禁止
・ 人工ナノ物質の使用を禁止
・ 化学薬品、化学肥料、農薬を用いずに栽培されている
・ 肥料には有機物による堆肥、植物の抽出物、ミネラルが用いられている
・ 工業地帯から離れた場所で栽培されている

◆The Vegan society/ヴィーガン協会

ヴィーガニズムとは、動物を、食物、衣料品、その他の目的 ... 例えば動物を使ったショーなどの、あらゆる形での搾取や虐待から、実行でき現実的に可能な限り排除することを追求する生き方をいいます。

ヴィーガン協会は、第二次世界大戦の暗黒の日々が続く中、1942年にイギリスにおいて世界で初めて誕生しました。協会を生み出した小さなグループは、ベジタリアンであり、良心から戦争で戦うことを拒否した平和活動家たちで、卵や乳製品を食べることもまた動物に苦しみをもたらしているという、今までになかった倫理に気がついた人達でした。

イタリア

◆AIAB(Associazion Italiana per I'Agricolture Biologica~アイアブ~)/イタリア有機農業協会

1982年に地域の調査員や生産者、消費者などを中心に設立されたイタリアの農林省が認定している有機認定機関です。AIAB(アイアブ)はIFOAM認定のイタリアの認定機関でもあります。
1992年イタリア農業省から有機農業の認定機関として正式に認可され、1999年には、IFOAM(国際有機農業運動連盟)から正式に認定を受け、イタリア最大級のオーガニック認証団体になりました。

元々は有機農業に従事する生産者達の有機農業団体で、オーガニック認定機関としてのスタートではありませんが、今は生産者のみならず加工者や販売、消費者などの会員も増え、宣伝・プロモーションまでも、一括して行う機関になっています。

認定商品も以前は農作物が主でしたが、現在では農業製品や加工食品日用品や化粧品など、品目が増えています。

◆QC&I(Quality, Certification and Inspection)

QC&Iを母体とする、自然原料化粧品を対象とした認証団体。100%植物原料が前提の上、主原料には有機認定を受けたものを使用し、水を含めた成分の20%以上が有機認定原料で構成されることを義務付けています。提携団体・認定は、QC&Iに準じます。

◆SoCert(Societa di Certificazione srl~ソサート~)

QC&Iを母体とする、自然原料化粧品を対象とした認証団体。100%植物原料が前提の上、主原料には有機認定を受けたものを使用し、水を含めた成分の20%以上が有機認定原料で構成されることを義務付けています。提携団体・認定は、QC&Iに準じます。

◆ICEA(Insulated Cable Engineers Association~イチェア~)

イタリア有機農業協会(=AIAB)を母体とする、イタリアの代表的な有機栽培認定機関で、通称アイアブと呼ばれています。食品、繊維、衣類などを含む幅広いオーガニック製品を扱っています。
ICEAが定めるオーガニックコスメ認定は、動物実験の禁止、石油由来の原料や遺伝子組換えの原料の使用禁止、コラーゲンや牛脂などの動物由来成分、合成染料、シリコンなどもすべて使用禁止となっています。

スイス

◆IMO(Institute for Marketecology)

IMOはの品質保証と環境にやさしい有機栽培製品と栽培方法に関するスイスの代表的な認定機関です。
IMOは米国農務省から有機認定のための国家有機プログラム(NOP)を認可されており、日本市場向けにも認定を提供しています。

◆bioinspecta

bio.inspectaは1998年に有機農業協会によって設立されました。スイスの有機栽培農家の80%が加盟し、約1,000名を超える組織となり、主に食品業界企業をサポートしています。

オランダ

◆GOTS(Global Organic Textile Standard)/オーガニック繊維製品世界基準

GOTS(オーガニック繊維製品世界基準)のInternational Working Group(国際作業部会)は、世界中にたくさん存在するオーガニックコットンの基準を統一するために2002年に結成されました。国際的に最も信頼度の高いオーガニック繊維基準の一つとされています。
主に次のような事項が要求され、基準を満たした製品は「GOTSロゴ」をつけることができます。

※認定基準の一部
・ 有機製造方法に関するEUの(EEC)規則に従った有機農法の認定を受けた原綿、あるいはアメリカのUSDA/NOP(米農務省/ナショナル・オーガニック・プログラム)認定を受けた原綿を使用している
・ 認定されたオーガニック繊維が70%以上含まれている
・ 製品にはGMO(遺伝子組み換え)技術を使用した材料を含まない
・ 製造および加工は、環境に悪影響を及ばすことの無い状況のもと行なわれている
・ 加工助剤はGOTSの規定に従って使用されている
・ 原綿までのトレーサビリティー(生産履歴の追跡)が可能である

◆SKAL(Skal International)

SKALとは、IFOAM(国際有機農業運動連盟)に登録されているオーガニック製品認定機関です。1985年にオランダで設立されました。SKALはドイツ、東欧、ギリシャ、ニュージーランド、南米、南アジアなども含め、世界約25ヶ国で認定活動を行っています。厳しい認定をクリアした製品には、「EKOマーク」がつけられます。

※認定基準の一部
・ 天然繊維の生産が、有機農法で認定されたオーガニック農場から生まれたものである
・ 製品化までのどの工程でも、環境保全、人体に与える影響を考慮し、有害な添加剤などを使用していない

スウェーデン

◆KRAV~Organic Biologique Ekologisk~

KRAVはIFOAM(国際有機農業運動連盟)に認可された、スウェーデンのオーガニック栽培認定組織です。
オーガニックの認定を受けた生産者によって作られた製品にのみ、KRAVマークをつけることができます。オーガニックコットンには次のような事項が要求されます。

※認定基準の一部
・ 3年のあいだ、化学物質や工場・自動車などからの廃棄物、放射線に汚染されなかった土壌で自然栽培している
・ 工程上の原材料と全化学薬品の安全性についてのテストをクリアしている。テストは、アレルギー誘発成分、発ガン性物質、重金属などが染料に含まれていないかチェックする
・ 土だけでなく、タネや葉・実・繊維なども化学的に分析する

アメリカ

◆USDA(United States Department of Agriculture)

USDAとは米国農務省のことです。2002年10月から、有機について全米統一認定基準であるNOP(National Organic Program)が施行され、米国農務省では認可を受けた認定機関が審査を行い、オーガニックと認定されると「USDA Organicマーク」を付けることができます。
本来は農産物や食料品の基準ですが、明確なガイドラインが確立されていないアメリカのオーガニックコスメに対しても、USDAが採用される場合が多くあります。

※認定基準の一部
・3年以上農薬・化学肥料を使っていない耕地で栽培された、オーガニック原料を使っている
・100%有機栽培で育てられた原料を使っている
・水分と塩分を除き、重量ベースで95%以上がオーガニック原料を使っている(Organic)
・遺伝子組換作物は使用しない

◆QAI(Quality Assurance International)/国際品質保証

アメリカ農務省が認定している有機認定機関であり、加工食品メーカーや輸入商社を中心にアメリカで定められたオーガニック食品生産法(OFPA) のガイドラインと、アメリカ農務省が定めた国家有機プログラム(NOP)に沿って有機認定を行なっている。

◆OTA(Organic Trade Association)/オーガニック貿易協会

OTA(Organic Trade Association)は1985年に北米に拠点を置き、オーガニックビジネスを促進・発展させることで地球の環境を守り、人々の健康を保護する事を目的として設立された世界規模の非営利NGO協会です。その構成は、生産者、配送者、製作者、認定者、ブローカー、コンサルタント、小売業者などから成っています。

◆OCIA(Organic Crop Improvement Association)

1920年頃からアメリカでは、工業先進国として発展し続ける一方で、それまでの増産のみを追い求める農業とは違い、 環境に負荷を与えない持続的農業、すなわち"有機農業"への関心も、また静かに広まりつつありました。
そして1970年代半ば、数人の生産者が集まり、互いの情報や経験を交換して有機農業に関する知識や技術を高めていこうと、グループを結成。80年代初頭には現在のOCIA基準の基礎となる有機認定のガイドラインが作られました。ともに有機農業への熱い思いを共有する仲間はしだいに増え、1985年秋、数組の生産者グループが一堂に会し、生産者が所有し、生産者によって運営される 協会を作る構想がまとまりました。 これが現在のOCIA (Organic Crop Improvement Association) の母体となりました。

◆NMOCC(New Mexico Organic Commodity Commission)

NMOCC(New Mexico Organic Commodity Commission)/ニューメキシコ州の有機商品委員会は米国農務省が認定している有機認定機関です。
農薬や除草剤、肥料などを一切使用しないことを基準とし、オーガニックと認定された製品に対しNMOCCのマークが付与されます。

◆TDA(Texas Department of Agriculture)/テキサス州農務局
米国農務省のNOPが成立する以前に、テキサス州農務局が独自に制定したオーガニック認定基準に沿って製造された食品であることを証明するマークです。NOPが成立した現在では、TDAはテキサス州におけるNOP認定検査を行っています。

◆CCOF(California Certified Organic Farmers)/カリフォルニア有機農認証団体
1973年に、CCOF(カリフォルニア有機農認証団体)は有機農業の基準統一を目的として設立されました。CCOFは有機栽培に対して、土壌や害虫対策などを中心に厳しい基準を定めており、その厳しい基準を満たした作物に対してのみ認定されます。

認定を行っている国はメキシコを含む5カ国があり、カリフォルニア州の有機農地で、2008年には約1800名を超える組織となり、1,000以上の製品や作物の認定を行っています。

日本

◆有機JAS

◆JOCO(オーガニックコスメティック協会)

JOCO(日本オーガニックコスメティック協会)はISOの認定機関「国際産業認定機構」と合同にオーガニック・コスメティックの基準作り及び審査・認定を行っています。安心・安全な化粧品を消費者にお知らせするために、また製造に当たってはグリーンケミストリーに準拠した環境に配慮した製品を広めるための認定マークです。
オーガニック基準の特徴は、国内流通製品にあっては、生産の原則は有機JAS規格(有機農産物、有機畜産物、有機加工食品)に準拠している点です。海外の製品にあってはIFOAM((国際有機農業推進連盟)基準に準拠していることも求められます。

生産の原則:
・植物原料にあっては化学的に合成された肥料・の農薬・土壌改良材を可能な限り使用しないことを基本として環境への負荷を出来るだけ低減した方法によって栽培されたものであること。
・収穫、輸送、選別、調整、洗浄、貯蔵、包装など収穫以後の行程にあっては有機農産物の日本農林規格に準拠すること。
・動物由来原料については当該動物が、環境保全と動物福祉に配慮して飼養されたものであること。
・製造に際しては、有機原材料の特性を保持することを前提とし、製造・加工の過程において化学的に合成された添加物及び薬剤の使用を避けることを基本とし、製造、加工、包装、保管その他の行程にかかわる管理においても化学的に合成された物質や洗浄剤、消毒剤などにより汚染されないように管理されていること。
・その他、組み換え遺伝子技術を一切用いないこと。
・製品の開発や製造に当たっては動物実験を行わないこと。
・石油を原料とする化学合成
物質は一切含まないこと。石油系、植物系を問わず、合成界面活性剤は使用不可とする。

◆JOCA(Japan Organic Cotton Association)/日本オーガニックコットン協会

JOCA(日本オーガニック・コットン協会)は、「オーガニック・コットンの生産量を10%に」「きれいな地球を子供たちに」をスローガンに、消費者に信頼できるオーガニック・コットン製品の普及のため、オーガニック・コットンの生産を支援するために、認定事業を行っています。
基準をクリアした製品のみ認定タグを発行しています。

※認定基準の一部
・本当にオーガニック・コットンであるかどうか(認定機関によって正式に認定されたものであるか)
・オーガニック・コットンを環境に負荷の少ない方法で加工しているか

◆NOC(Nippon Organic Cotton)/日本オーガニックコットン流通機構

オーガニックコットン(有機綿)の普及を目指すNPO(特定非営利活動法人)です。「原料の証明、製品加工工程でのエコロジ-規準が守られているかの精査」があり、認定されるとNOCラベルが発行されます。

◆ECOFIT(エコフィット)/オーガニックコスメ認定機関

ECOFIT(エコフィット)は安心・安全なオーガニック原料を選定・配合した人体にも生態系にも優しい化粧品を策定するオーガニックコスメ認定機関です。認定基準に合格した製品には認定タグを発行しています。

※認定基準
・動物由来原料(微生物由来原料、蜂蜜は除く)、遺伝子組み換え原料、合成香料、合成タール色素、合成界面活性剤、
パラベンは用いない。
・過去3年以上、農薬、化学肥料を全く使用していない農地で栽培した植物をオーガニックとする。(有機JAS規格もしくはそれに準拠する規格)
・最終製品の80%は自然原料(水を含む)である。
・最終製品の15%はオーガニック原料である。
・植物原料の80%はオーガニック原料である。
・製品の開発に当たり動物実験は行わない。
・最終製品について細胞毒性試験、ヒトパッチテストを行う。
・環境に配慮した容器、パッケージ、印刷用インク等を積極的に用いることが望ましい。
・機器による試験を行う。

オーストラリア

◆ACO(Australia Certificate Organic)/オーストラリア政府検疫検査局

オーストラリア最大のオーガニック認定機関。

※認定基準の一部
・ 鉱物と水を除いて、1点1点が95%以上有機栽培法で作られた農作物原を使用する
・ 残り5%についても、天然の原材料に限る
・ 遺伝子組み換え品、化学合成成分は一切使用しない
・ 農場は最低3年以上農薬を使っていない
・ 農薬、化学肥料を使わない
・ 肥料を使用する場合は有機肥料のみを使用する
・ 栽培によって環境を破壊しない